

タイトル:ねんねこ通信23号
日付:2007/3/23(金)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ねんねこ通信 23号 2007.3 http://komoriuta.cside.com/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◎目次
●世界水泳メルボルン2007
●下関からきた手紙は?
●コラムー島原の子守唄異聞
●編集後記 ============================================================================ ◆世界水泳メルボルン2007 スポーツクラブの会員になって1年になります。健康管理が目的なのですが、仲間 とのおしゃべりも楽しく、週に2回くらいは通っています。そこで一つ目標を立てま した。「泳げるようになること」です。「水」が嫌いなわけではなかったのですが、 私の小中学校時代には学校にプールがなかったので、泳ぐ機会がなかったのです。 この1月、25m、泳げるようになりました。自分へのご褒美に、大胆な花柄の ワンピースの水着を買いました。気合を入れて泳いでいます。
3月18日から始まったシンクロナイズドスイミングで、日本は幸先の良い結果を 出しています。あの技は何だ!どんな練習をしたらあんなことが出来るのだろうか! やっと25m泳げるようになった私には、想像できませんが、人間の肉体は鍛えれば 鍛えるだけ、進化するように思われてなりません。フレフレ マーメイドジャパン!
============================================================================ ◆下関からきた手紙は?
世の中はインターネットの普及で「通信」が大きく変わりました。私もこうして メールマガジンを発信していますが、ITについての知識はもっていません。
人類は昔から色々な通信手段を駆使してきました。近代になって郵便制度が確立し、 日常生活が豊かになってきました。しかし、送られてくる手紙は、楽しいものばかり とは限りません。
盆なはってかす 子供衆ヤ泣かす (はってかす=行ってしまう) なんの泣くかな またこらす (またこらす=また来ます) 親の難儀で十三の歳 売られましたが下関 下関から来いとの手紙 行かにゃなるまい泣くなくも おどんがもった子は 笠石にゃくれぬ 行けば笠石は 岩の下 行こやはってこや 熊本ん先に 阿蘇の南郷の果てまでも わしとあんたははってこじゃないか 親の尋ねのないところ (熊本県宇土市)
親が難儀で十三の歳 売られましたが下関 下関から来いとの手紙 行かにゃなるまい 泣くなくも (熊本県天草郡)
[天草から奉公人として転出した者の数は多い。毎年正月過ぎに主家に入るが、こ れを”イリコミ”といい、1年の契約が普通である。一人前に農業のできる男性を オトコシ、ゲナン、ニシャと呼び、女性をオナゴシ、ゲジョ、メロなどといった。 子守りは口減らしのための奉公が多く、明治末期まで、小学校すら卒業しないで 奉公に出される子も珍しくなかった。奉公は国内に限らず、海外にまでおよんだ。い わゆる”からゆきさん”である。県保安課の調べによると、昭和5年までに熊本県 から50人のからゆきさんが出たが、そのすべてが天草出身であったという(九州日 々新聞)] 日本わらべ歌全集第25巻(柳原書店)より
============================================================================= コラムー島原の子守唄異聞 おどみゃ島原の おどみゃ島原の なしの木育ちよ・・・で始まる島原の子守唄。 その中に「姉しゃんな何処行たろかい〜」と青煙突のバッタンフル(蒸気船)に乗せ られて、海のはての唐に売られていく娘達のことが唄われています。 作詞者の宮崎康平さんは、島原鉄道に勤務していた人です。彼は地元の人達と協力 してバンドを編成し、この子守唄を演奏して観光客を歓迎したのだそうです。それか ら長崎放送局のお休み番組のテーマ曲になり、レコード化されて日本中に広まってい ったということでした。 その宮崎さんが「まぼろしの邪馬台国」の著者と同一人物であることを知ったのは、 彼の妻の和子さんが書かれたものからでした。 『今や、「まぼろしの邪馬台国」の作者としての康平を知る人は少なくなったが、 「島原の子守唄」を知らない人はいない』と。 「子守唄よ、甦れ」別冊環I 藤原書店 =========================================================================== 編集後記 3月22日、コミュニティービジネスコンテストの表彰式がありました。空き店舗 活用部門にチャレンジして賞は受けたのですが、それは単なるショウーに他なりませ ん。まだ会社としての組織も出来ていないので、何から何までこれからなのです。 店は家賃を稼ぐための収益事業(ワンボックスショップ)と、人や環境にやさしい 街づくりのサービス部門での運営です。審査員のコメントに「商店街の有名スポット となる可能性を秘めている・・・」などと言われましたので、その可能性に賭けてみ ようと思います。 ============================================================================ このメールの配信を今後希望されない方は、お手数ですが、次のURLから配信 中止の手続きをお願いします。 http://komoriuta.cside.com/nenneko/koudoku.html ---------------------------------------------------------------------------- ●子守唄研究室
・ホームページアドレス http://komoriuta.cside.com/ ・メールアドレス komoriuta@cside.com
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